2024年1月に愛知県在住の36歳男性会社員が品川近視クリニック名古屋院でICLを受けた体験談をインタビューしました。
- なぜ数あるクリニックの中から品川近視クリニック名古屋院を選んだのか?
- 本当にホームページに書かれている金額以外はかからないの?
- ICL手術の流れや術後のリアルな生活は?
- 1年経った今でも視力は安定しているの?
実際にアイクリニック東京でエキスパートインストラクターによる手術を受けた人だからこそ語れる、ICL手術の不安と決断の過程、そしてその後の変化を余すことなくお届けします。
ぜひクリニック選びの参考にしてください。
ICLを受けようと思ったきっかけ
コンタクトレンズの手間と費用負担を減らしたい
コンタクトレンズを毎日使う手間と費用負担を減らしたかったからです。
メガネの不便さと災害リスクに備えたい
朝起きた時にメガネをかけないとほとんど何も見えないので、裸眼の視力を改善したかったという理由もあります。特に災害時のことを考えると不安でした。
調べてみると、ICLは角膜を削らないので、レーシックと比べて安全性が高いとわかりました。また、必要時はレンズ交換ができる点も良かったです。デメリットや手術のリスクもあるけど、メリットが上回ると思いICLを受けることに決めました。
ICLを受けることに対して、ご家族の反応はどうでしたか?
「ICLは高額だけど、今後コンタクトレンズを買い続ける費用や手間と比較すると有益だと思う」ことを妻に説明しました。妻は口コミや合併症のリスクなどを調べて問題なければ受けてみては、と概ね賛成でした。
品川近視クリニックを選ぶ際に、どのようなことを重視しましたか?
比較したポイントは通いやすさと価格、実績です。先進会眼科、名古屋アイクリニックなど、名古屋駅周辺の病院を数院比較した結果、品川近視クリニックは他の病院と比べて手術の値段が安く、保証期間が3年もあったのが魅力でした。また症例数が多く安心感もありました。
ICLを受けるまでの流れ
初回カウンセリング・相談(2023年12月下旬)
2023年12月下旬に電話で予約をして来院しました。ICLについての説明を受けてから、視力検査や眼圧測定など8種類ほど検査を行います。
検査の結果、手術は可能だと説明されました。費用の説明を受けて、次回までに手術を受けるか考えてきてほしいと言われましたが、手術を受けることは決めていたのでその場で即答しました。この日は支払いはなしです。
初回術前検査(2023年1月上旬・手術の前金19万円)
カウンセリングから数日後に検査のため来院しました。視力検査を行い、挿入するレンズの度を決めました。検査はレンズを通して色味や文字を見るもので、15分ほどで終了です。乱視があったため乱視のレンズを入れることにしました。手術の前金として、19万円を支払います。これで手術前の最後の来院となり、レンズが届き次第連絡してもらい、手術日が決定します。レンズは長くて2~3週間で届くと説明されました。
実際は検査から数日でレンズが届いたと電話連絡があり、3週間後に手術をすることになリました。前回目薬をもらっていて、手術の5日前からコンタクトレンズを中止し、1日5回点眼するように言われました。
手術当日(2024年1月)
手術前
当日は午後の手術で、手術の1時間半前から食事を取らないように言われました。帰りは車の運転ができないので、公共交通機関を使います。病院で受付をして、前金を差し引いた手術費用をカードで支払いました。
手術前に痛み止めを飲んで、瞳孔を開く目薬をさします。医師から「痛い時は手を上げること」「頷いたりせず、動かないこと」の説明があり、最後の検査をしました。手術室に行くときは特に緊張しました。
手術室
手術台に座り体と頭を固定され、眩しい光が視界に入ってきます。器具が近づいたりしているのは、視界の端に見えます。器具で目を開いて固定してからは、力が入る時に握れるようにリラックスボールを両手に渡してくれました。
目に液体が入りしみる感じがあり、切開してレンズを挿入されるときは、押される感じがしました。レンズが入ると視界がはっきりしました。手術時間は20分くらいでしたが、体感はもっと長くて早く終わらないかと感じていました。
手術後
手術後は1時間弱安静にしていて、看護師さんが何度か様子を見にきてくれました。右目ははっきりと見えていたけど、左目はぼやけていて不安でした。医師に診察してもらうと、徐々に良くなると言われました。
帰りは保護メガネをして帰宅します。まだ瞳孔が開いていたのか、光が眩しく感じて大変でした。
帰宅後は1時間ごとに、3種類の目薬をさします。入浴はできず、首から下のシャワーのみ許可されます。無意識に目をこすらないよう、プラスチックの眼帯をテープで貼って寝ました。
術後検査・診察
翌日(2024年12月)
翌日目が覚めると、視界がはっきりしていて嬉しかったです。病院に行くまでに特に困ったことはありませんでした。
診察では、左目が内出血しているが問題ないと言われ、保護メガネと眼帯は1週間着用し、目薬は1日5回するよう説明を受けました。すでに支払った手術料に術後の診察代も含まれていたので追加費用はかかりません。
1週間後(2025年1月)
術後1週間くらいで、左眼がぼやけなくなってきました。病院では視力検査や眼圧検査などをすませて医師の診察を受けます。問題なく経過していて、保護メガネと眼帯は終了となり嬉しかったです。
1ヵ月後()
検査を済ませて診察を受けました。ハロー・グレアが気になっていたため医師に伝えると、次第に慣れて気にならなくなるとのことです。目薬が終了になり、3ヶ月後の予約を取って帰宅しました。
3ヵ月後()
これまでの術後検査と同じく、視力検査と眼圧検査の後に医師の診察を受けました。追加費用はかからず、所要時間は30分程度です。
6ヵ月後()
術後から6ヶ月になる頃に自分で電話して予約をとりました。休日は予約が埋まっていることが多いため、なるべく平日で複数候補日をあげて予約しました。検査や診察の内容はこれまでと同じです。
1年後()
1年後の検診は、問題なく生活できていたので忘れてしまいそうでした。電話で予約をとって診察に行き、視力・眼圧検査と医師の診察を受けました。医師からは異常なしと言われ、今後も変わりなければこれで術後の診察が終了となるためホッとしたのを覚えています。
今後の通院やケア
3年間は1年毎に無料で診察が受けられるので、アフターフォローは安心だと思いました。
【ICLのメリット】術後、視力はどこまで回復しましたか?どんなことがよかったですか?
術後に行った視力検査では、両眼とも1.5くらいでした。ドライアイの症状は特にないです。朝起きたときに、すぐに周りが見えることが嬉しいです。旅行での荷物は減るし、ダイビングなどの水中アクティビティのゴーグルに気を使わなくて良くなりました。
術後、ご家族や周囲の方の反応はどうでしたか?
これまで仕事では眼鏡をかけていたが、かけずに出勤するようになり、家族から「眼鏡がなくていい感じだね」と言われた。
【ICLのデメリット】 ICLを受けたあと、不安に感じていることはありますか?
ハロー・グレアはまだ残っていて、光が以前より明るく感じます。異物感やぼやける感じは特にありません。夜の車の運転は、対向車のライトが眩しくて疲れることがあり、特にトンネルの中は運転しづらく感じます。
ICLの費用について、どう感じましたか?
手術代が46万円、乱視用レンズのため追加で10万円、合計で56万円でした。費用は高いが、コンタクトレンズを使い続けることを考えると10年くらいで元がとれると思い納得できました。手術代にカウンセリングや診察の費用も含まれているので、追加費用がかかる心配はありません。医療費控除を使える点も良かったです。
ICL手術を検討している方へのアドバイスがあればお願いします。
料金が高くて踏み出せない人は、コンタクトレンズを使い続けた場合の金額と比較してみるといいかもしれません。また、症例実績がある病院で受けた方が安心だと思います。
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