2023年1月28日に沖縄県在住の27歳男性 地方公務員が品川近視クリニック福岡院でICLを受けた体験談をインタビューしました。
- なぜ数あるクリニックの中から沖縄からわざわざ品川近視クリニック福岡院を選んだのか?
- 本当にホームページに書かれている金額以外はかからないの?
- ICL手術の流れや術後のリアルな生活は?
- 1年経った今でも視力は安定しているの?
実際に品川近視クリニック福岡院で手術を受けた人だからこそ語れる、ICL手術の不安と決断の過程、そしてその後の変化を余すことなくお届けします。
ぜひクリニック選びの参考にしてください。
ICLを受けようと思ったきっかけ
妻(当時の彼女)からの紹介
私がICLを受けようと思ったきっかけは妻(当時の彼女)からの紹介でした。
元々私はメガネを着用しており、視力は0.3ほどで、普通に生活するには全く問題がない状況だったのですが、妻は視力が悪く、0.01もないほどでした。
妻は毎日コンタクトレンズで苦労しており、いつかICLを受けたいと話していました。
そのことをきっかけに視力回復手術に興味を持つようになりました。
メガネがストレスに感じる日常生活
メガネで生活しているとレンズが汚れることで視界が悪くなったり、
温かい食べ物を食べるときに湯気で見えなくなったり、ちょうどコロナ禍ではマスクで視界がくもるということがよくありました。
そのことを少なくとも煩わしく思っていたので、妻と一緒に私も視力回復手術を受けることに決めました。
最初は値段の安いレーシックが気になっていた
それからレーシックとICLの違いを調べていく中で、当時は値段のことを気にしていたこともあり、より安価な「レーシック」を受けるつもりで品川近視クリニック福岡院の検診を予約しました。
後に記載しておりますが、検診当日に説明を詳しく聞いていく中で
レーシックよりICLの方が良いな、と思いICLを受けることにしました。
ICLを受けることに対して、ご家族の反応はどうでしたか?
そもそも妻からの紹介だったので、一番身近な家族からは賛成を得られておりました。
他の家族からも特に反対はなく「自分のお金だし良いんじゃない?」くらいの雰囲気でしたが、金額には驚いておりました。
反対もなかったので、特にイヤな思いをすることもなく施術しました。
費用を全額自分で出せるということも反対意見がなかったことにつながると思っています。
病院を選ぶ際に、どのようなことを重視しましたか?
私の中では候補は「品川近視クリニック」のみでした。
その前段階として妻が調べていたので妻に確認したところ、「価格」を一番重視したとのことでした。
沖縄で手術を受けるよりも安価で受けられること、仮に旅費を含めて考えても同じくらいかむしろ安い。その点で品川近視クリニックを選びました。
その後、立地的にも沖縄から一番近いこと、医師の実績や口コミなどを踏まえて福岡院で手術を受けることを決めました。
ICLを受けるまでの流れ
初回カウンセリング・相談(2023年1月10日・支払金額:なし)
初回カウンセリングは電話対応によるものでした。
本人でないと予約を受け付けていないということもあり、
本人確認が長かった印象があります。
妻と一緒に電話カウンセリングを行ったのですが、双方の個人情報を丁寧に細かく確認していました。
そこで、手術に向けての注意点を伺いました。
私は普段がメガネ着用であったため、あまり注意することはありませんでしたが、
現地での初回検診と同時に手術を受けることができる場合があるので、運転して来院しないように伝えられました。
検診日程を変更したいときにもう一度電話したときも丁寧な個人情報の確認がありました。これを面倒だと思うか、安心だと思うかは人によるかもしれません。
検診から手術まで当日で行う場合はかなりの時間を要し、ほとんど病院の外に出られないと聞いていたので、軽食(おにぎり)を持っていきました。
気になる方は質問していただいたほうがいいと思います。
初回術前検査(2023年1月28日・支払金額:なし)
当日、朝から空港まで家族に送ってもらい、飛行機に乗って福岡へ。
病院までは福岡空港から直接向かいました。
検査を受ける前から喉の調子がおかしく、声がほとんど出せず、咳き込む回数もかなり多かったので、そのまま手術を受けることができるか心配しながら病院に向かいました。
当日のコンディションがかなり悪かったので、施術を断られてしまわないか、ということが一番の不安でした。
病室で受付をして問診票を記載し目の検査を5〜7種類ほど行いました(10〜20分ほど)。
その後、直接病院の方とお話していく中でレーシックとICLの違いなどを詳しく聞くことができました。
手術にかかる費用が大きいので慎重に説明を聞き、1時間近くかそれ以上やり取りを行っていました。
お話をしているときも、私の喉の調子はかなり悪く、びっくりするくらい声が出ない状況でしたが、嫌な顔ひとつすることなく最後まで聞いてくれておりました。
レーシックとICLの説明で印象に強く残ったのが下記の2点です。
- レーシックは角膜を削るので戻せないが、ICLは目の中にレンズを入れる手術なので取ることもできる
- 削った角膜は元に戻ろうとするので視力が悪くなりやすい、それを防止するためにはまた別途で手術料金が必要
上記2点を踏まえ、ICL手術を受けることに決めました。
検査結果によってはこのまま手術を受けることにしていたので、
結果が出るまでの間、少し時間に余裕があったので病院の外で持ってきたおにぎりを食べることができました。
ICL | レーシック | |
---|---|---|
手術方法 | 眼内にレンズを入れる | 角膜をけずる |
手術の 可逆性 | レンズを取り出せる | 元に戻せない |
費用 | 高額 | やや高額 |
術前検査の結果、手術は問題なく実施可能という話を受け、手術の準備に入りました。
手術当日(2023年1月28日・支払金額:430,000円)
手術前
手術を受ける前に瞳孔を開くため、目薬を点眼しました。
点眼後、しばらくするとピントが合わなくなり、視野がぼやけていきます。
時間をあけながら複数回(3回ほど)点眼を行っていきますが、徐々に視界のぼやけ具合も強くなります。待合室で放映していたTVアニメが段々と見えにくくなっていったことを覚えています。
手術室
瞳孔が開いてきたことを確認すると、いよいよ手術室に案内されます。
案内後に衛生面を考慮しエプロンのようなものを着用します。
それから抗菌・麻酔のために目薬を点眼してもらい待機しました。
約10分毎に自分の順番が少しずつ近づくにつれ、不安な気持ちは強くなってきましたが、ここまで来たのなら「多くの人が経験することではないので楽しもう」くらいの気持ちで挑むことにしておりました。
いよいよ、自分の番になり、痛みを和らげるためのリラックスボール(トゲトゲしたボール)を渡してもらい、手術室に入りました。
それから横になり目を閉じないようにまぶたを固定します。
喉の痛みから来る咳が手術中に出ないか心配だったので医師に質問すると
「咳が出そうになったら手を上げて教えてください」と言ってもらえました。
まぶたを固定したあと、機械音が聞こえ始めました。
それからあっという間に手術は終わりました。
おそらく10分もかからなかったと思います。
我慢はしていましたが、咳は1度も出ることはありませんでした。
痛みは結構強く、我慢するためにリラックスボールを強く握りしめていたので、手には赤い跡がしっかりと付いていました。
メスを入れ、レンズを挿入し、固定するために少し目を押すのですが、そのときの痛みが一番大きかったです。
私の場合、その他はあまり痛みを感じることはなかったです。
手術後
手術後は別の部屋に移動し、目薬を3種類ほど点眼した上で30分間の待機時間がありました。
移動した先にはリラックスできそうな大きなひとり用ソファのような椅子がいくつかあり、ゆったりと目を閉じて休むことができました。
30分後、時間が来たことを告げられ、待合室に戻りました。
その後医師に状態を確認してもらったうえで、手術の完了が告げられました。
しばらく待機した後、術後の説明を受けました。
翌日も来院すること、これから一週間は保護用のメガネを着用すること。
朝・昼・夕それぞれ3種類の目薬を点眼すること。
睡眠の際には目に刺激を与えないようにカバーで目の周りを覆い、テープで固定することなど。
それから料金の支払・パンフレットの受取を行い病院を後にしました。
術後検査・診察
翌日(2023年1月29日)
朝10時頃から病院に行き帰宅したのは午後6時頃でした。
術後から翌朝まではぼやけた視界が続いていました。
しかし、次第に見えていくので、特に違和感などはなく生活ができていました。
この時点では術後の影響ですべての光が一段と眩しく見え、この状況では運転したら危ないだろうな、と感じていました。
言われたとおりに目の周りをカバーしたうえで睡眠をとりました。
ここでも特に障害はありませんでした。
その後、予定通りに病院に行き、術前に受けたような一連の検査を受けたうえで、
瞳孔を開くための目薬を点眼しました。
(視力検査の結果は1.5以上でした。)
それから少しの間待機し、医師の診断を受けました。
特に問題はなく、検査自体はすぐに終わりました。
30分はかかっていないくらいだと思います。
メガネやコンタクトが必要なくなったことにかなり満足しており、
まだ保護用ゴーグルや目薬などが必要だったものの、満足度はかなり高かったです。
一方で、光が眩しいことや光の周りに虹のような模様がずっと見えていた(ハロー・グレア現象)ので、いつ落ち着くのか気がかりでした。
1週間後(2023年2月4日・支払金額:なし)
1週間、保護用ゴーグルを着用し目薬を点眼する生活が続きました。
少しずつ視力も安定し、メガネをかけていた頃より何倍も視界がはっきりしていることに感動しながら、かなりの頻度で遠くの文字を読み、「見えるようになったんだ!」という実感を味わっています(頻度は減っていますが、2年たった今でも実感することがあります)。
1週間後も同様に品川近視クリニック福岡院まで足を運び検査を受けました。
翌日検診とほとんど同じような内容で、同様に30分〜1時間ほどで検診が終わりました。
目の状態に問題ないことがわかり、ゴーグル生活が終わりました。
それからは視界を妨げるものがなくなり、より一層の満足感を得ることができました。
貯金も多く使った自己投資になりましたが、かなり満足しております。
1ヵ月後(2023年3月11日・支払金額:なし)
1ヶ月後も同様の検査を受けました。ここまで来ると慣れてきたこともあり、かなりリラックスして検診を受けることができました。
手術を受けて1ヶ月後の視力も心配だったのですが、全く悪くなっていなかったので安心しました。
3ヶ月後や6ヶ月後も検診を受ける必要がある病院もあるそうなのですが、
品川近視クリニックの場合は、1ヶ月後検診も同じ病院ですると次回の検診は1年後で問題ないということでした。
3ヵ月後()
6ヵ月後()
1年後(2024年5月27日・支払金額:なし)
手術から1年が経過する頃には沖縄から兵庫県に引っ越していたので、1年後検診は品川近視クリニックの大阪院にて受けました。
1年後検診は1週間後検診などと違い、瞳孔を開く目薬を点眼することもなく、いくつかの検査と医師との面談をしてすぐに終わりました。
術後1年経過した頃にはハロー・グレア現象も落ち着いており、光の周りにも虹のような模様が見えることがなくなりました。
視力も悪くなることはなく、生活もかなり快適に行うことができていました。
今後の通院やケア
今後も大阪院に足を運び検診を受けようと考えています。
3年間は検診費用は無料で、それ以降は検診に5,000円かかります。
費用はかかるものの、目はずっとずっと大切なものなので、大切にしていく意味でも検診にはお金をかけてでも受けるべきかなと考えております。
ICLに対する不安はもうありませんので、あとは視力を悪くしないように普段の生活に気をつけていこうとかんげています。
【ICLのメリット】術後、視力はどこまで回復しましたか?どんなことがよかったですか?
一番大きな変化は朝起きたときの視界の良さです。
今まではメガネを着用しないと視界がはっきりしなかったのですが、
術後以降はずっとはっきりしていて、かなり満足度が高い生活を続けられています。
なにかの展覧会だったり、舞台のようなものを見に行ったときだと
「ICL受けてなかったらこんなにはっきり見えることがなかったのか」と効果を実感しています。
術後、ご家族や周囲の方の反応はどうでしたか?
家族からは「よく見える??」と聞かれました。
周りの人からはメガネがなくなったことに対して「コンタクトにしたと思った」と言われることが多かったです。
値段にはみんなびっくりしていましたが、「それくらいする価値ありそうだよね」と肯定的な意見をもらえることが多かったです。
【ICLのデメリット】 ICLを受けたあと、不安に感じていることはありますか?
手術を受ける前は「レンズが合わなかったらどうしよう」
手術を受けてしばらくの間は「ハロー・グレアが残ったらどうしよう」、「視力がすぐ悪くなったらどうしよう」などの不安がありましたが、2年たった今ではそういった不安や悩みは特にありません。
満足な日々を過ごしております。
ICLの費用について、どう感じましたか?
「手術費用430,000円 + 旅費」がかかった費用です。
50万円支払うつもりで向かったので、むしろちょっと安めで済んで良かったな、という印象です。紹介制度を使って割引してもらった金額なので、実際は約50万必要でした。
費用対効果(満足度)に関してはむしろ安いくらいだと感じています。
これからの人生、メガネ・コンタクトなしで生活していいのなら、40万ちょっとは安いくらいだと思います。
ICL手術を検討している方へのアドバイスがあればお願いします。
私はICL手術は肯定派です。
高額な料金がかかりますが、その分・それ以上の満足感を得ることができています。
これからの人生を考え、少しでもメガネやコンタクトの煩わしさを感じているなら手術をおすすめしたいです。
コンタクトは常時着用のため目が呼吸できていない状態の人も多いので、そういった方には特におすすめです。
仮に迷う理由が「手術費用」であるのなら、ぜひ受けたほうがいいと私は思います。視界が変わるというのは世界が変わることに繋がります。
コンタクトの場合は目薬を使い分けする必要もなく、洗ったり管理する手間もなくなります。
コンタクト費用をこれからの人生で支払っていく金額よりも、ICL手術を受けたほうが安いことが多いと思います。
災害などがあった場合にも安心というメリットもあります。
覚えていてほしいこととして
・仮にレンズが合わない場合は交換することができる(各病院で対応しているかはわからないので確認が必要)
・保険対象外の手術だが、確定申告を行うことで医療費控除が使えること
※ふるさと納税を行っている方は、確定申告時にふるさと納税の情報を入れ忘れると寄付金控除が消えてしまいますので気をつけてください!
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